車検1年延長なら死傷者600人増?!

アメリカ(California)には車検が無い。その代りにこの前受けたSmog Checkがある。オイル交換などの車のメンテナンスはオーナーにお任せと言う訳である。ブレーキが利かなくなってこようが、タイミングベルトが切れようが州はお構いなし。オイルチェックの際に少し調べられる位で、後は自分で何とかするしかない。人によってはオイルチェンジを買ってからした事がない、等と言う人がいるから恐ろしい…。そこで気になったのが今日付けで掲載されていた以下の記事。

期間延長は自動車の点検・整備をユーザーに大きく委ねることになり、国交省は「交通事故死傷者が年に600人増える」「路上故障が増え、渋滞や大気汚染につながる」などとする試算を公表したが、省内からでさえ、「余りに極端な想定では」と疑問の声も上がっている。by 読売新聞(2005/1/18)

だそうだ。日本とアメリカでは交通事情がかなり違うが、実際はどうなんだろう…?確かに国交省の言う様に、車検の無いこの国では故障している車を頻繁に見かける。窓が割れていても平気で走っている。ブレーキから音がする車なんて年中だ。確かに事故の可能性は多いかもしれないのだが…。

個人的には車検は3年毎でも十分。故障して停まっている車の9割は古い、恐らく90年代前半以前の車だ。それに反して、基本的に日本で運転している人の車はよく整備されていて、新しい=昔に比べて故障し難い。更に、日本でそこまで古い車を乗っている人の多くは、余程の車好き(個人的見解)で、キチンと整備をしている人だと思う。車検代に苦しんでいる友達の為にも今後に期待。

記事全文…http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050118it06.htm